もうすぐ三月。ひな祭りに向けてお雛様を出してみてびっくり。
かびはえてるーーーー(泣)
これ、管理人もやってしまったことあるんです。
一瞬頭がパニックに。
お雛様を孫娘へと大枚はたいて購入してくれた、両親のこと。
旦那さんに管理方法について、責められる自分のこと。
お雛様にカビはえたのを見たらがっかりするであろう娘の姿…。
色々頭をよぎりました。
そのことを踏まえ、ここではお雛様にカビが生えたときのカビとり方法、またかびを生やさないための防止方法。経年変色防止方法について、説明していきます。
お雛様にカビが生えてしまったときの対処法
*購入時のまま、保管していてカビが生えてしまった場合*
①ダンボールの箱は諦め、処分しましょう。
紙製品に生えてしまったカビはどうにもなりません。カビには根があり、ふき取っても根は残り、そこからまた新しいカビが生えます。
放置したままですと、カビから出る胞子によって、部屋の空気が汚染されます。
②ガラスケースのカビは消毒用エタノールで拭く
ドラックストアなどで市販されている、消毒用エタノールをいらない布などにしみこませカビをふき取ります。これだけでオーケーです。
事前の水拭きは、カビには効果がなく、湿気を増やすだけなのでやめましょう。
水拭きにより湿気を増やすことになり、再びカビが生える原因になってしまいます。
消毒用エタノールで拭いた後はしばらくガラスケースを閉じずに乾燥させましょう。
③お雛様の顔や服にカビが生えた場合
消毒用エタノールでふき取りますと、変色の原因に。
少しのカビでしたら風通しの良いところで乾燥させるのが一番です。
たくさんカビが生えてしまったら、購入店に相談するのが一番良いです。
お雛様にカビ 生やさないための防止策
カビの原因は湿気ですので、通気性抜群である桐箱に仕舞うのが良いです。
桐箱の下にキャスター付きですと収納庫からの出し入れが楽ですよ。
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価格:16,956円 |
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お雛様を仕舞う場所 注意すればカビの防止になる
家の北側収納を避けて、出来たら家の西側か南側の場所ならカビの心配もありません。
購入時についてきた、防虫剤はカビの予防にはなりません。
もし、来年まで収納しておくのが心配でしたら、秋に入り湿度が低く晴れた日を選んで、ふたを開けて干すことをおすすめいたします。
お雛様 お顔や着物の変色防ぐ方法
お雛様のお顔や着物の変色ですが、経年劣化として年数と共にある程度の変色は見られるようになっていきます。
ですが、出来たら何年でも綺麗なままで飾りたいですよね。
何年も綺麗なままでおくために、カビの他にもう一つ気をつけることがあります。
それはお雛様を素手で扱ったことによる皮脂による酸化からくる変色です。
皮脂が着いたところに変色が起こるので、まだらに変色してしまいます。
皮脂による酸化変色を避けるためにもお雛様を扱うときは軍手などの布の手袋をすることをお勧めします。
@おわりに
せっかくいただいたお雛様にカビが生えてたり変色してたりすると悲しいですよね。
この記事が皆さんのお役に立てたら幸いです。