歯周病を治す 再発予防に必要なパーフェクト歯磨きが誰でも出来る方法

みなさんが毎日している歯磨きの方法できちんと汚れやばい菌は落とせていますか?

小さい頃から毎日のようにやってきた歯磨きを1回1回しっかりやろうと意識している人は少なく、それが「国民の80パーセントの人は歯周病」という実態に繋がっているのです。

国民の80%もの人が歯周病になる原因はどこにあるのでしょうか?

人は誰でも歯磨きの仕方に癖があり、毎日きちんと磨いているつもりでも、磨き残しが出来てしまうからなのです。

その磨き残しができてしまう歯磨きを限りなくパーフェクトに近い状態に歯磨きすることが出来たら、歯周病は改善していきますし、歯周病の再発予防、虫歯予防にも役立ちます。

歯科医院で歯周病と診断された人、一度は治ったはずなのに再び歯周病と診断されてしまった人、ショックは大きかったと思います。

ここでは歯周病を治し、再発予防のためには絶対必要であるパーフェクト磨きの方法をだれでも出来るようにわかりやすく説明していきます。

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自分の歯磨きの癖を知っていますか?

自分が普段どんなふうに歯磨きしているか知っていますか?

まずは自分の磨き癖を知ることが大切です。

小学生の頃、どこに磨き残しがあるかチェックする為に歯を赤く染めだしたことありませんか?

あの染め出し液や染め出し用のタブレットなどが市販されているのですが、大人になってからしたことあるでしょうか?
久し振りにやってみてください。

①まずはいつも通りに歯磨きする
②染め出して一度だけ口を水でゆすぐ
*タブレットの場合は噛んで口の中にまんべんなく広げるようにします。液体の染め出しは綿棒などに着けて塗るといいです。

➂鏡で見てみる

歯磨き後に染め出すということが頭にあると、どうしても念入りに磨いてしまって、その後染め出す方も多いのですが、意外に汚れは残っているものです。

汚れが残っている部分は水でゆすぐくらいでは全く落ちず、赤く染まって残っています。

それが、普段の歯磨きでは落としきれてない自分の歯磨きの癖ということです。

後に染め出しをする事を念頭において歯磨きしたなら尚更のことです。

「癖」ですので、赤く染まった磨き残しがいつも同じところにあるという可能性は大です。

磨き残しば菌の塊である、プラークと呼ばれるもので、これが2日着いたままの状態ですと、歯ぐきの腫れは起こってしまいます。

歯ぐきの腫れが歯を支えているあごの骨にまで影響を及ぼすようになりますと、それがもう歯周病なのです。

この自分の磨き癖を知り、限りなくパーフェクトに近い歯磨きを出来るようになることが、歯周病を治し、再発予防へ大きな効果を発揮します。

赤く染まって残っている部分を磨いてみて下さい。

結構時間をかけて、念入りに細かく歯ブラシを動かさないと落ちません。

歯磨きは時間がかかってしまうものなのです。

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パーフェクト磨きには歯ブラシだけでは足りない

歯ブラシだけで歯磨き終わり…それだけの清掃方法ですと、口の中のプラーク除去率はだいたい60〜70パーセントと言われています。

歯ブラシでプラークを除去できる範囲は決まっていて、歯ブラシの毛先が届く歯の表面のみです。

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歯ブラシのみの清掃ですと、歯と歯の間のプラークが残ってしまいます。

[歯間ブラシを使いましょう]
歯と歯の間に隙間が見て取れる人は歯間ブラシが必須となります。

歯間ブラシには太さが色々あり、どの太さがぴったりなのかを自分で見極めるのは難しく、歯科医師か歯科衛生士さんに判断してもらうのが良いです。

目安としては歯と歯の間に通した時に少しの圧を感じながらも痛みがなく通せる太さが理想です。

市販の歯間ブラシの中で自分に合った太さを調べたいと思っても、洋服などと違ってお試しで歯間ブラシを通すという事が出来ないのと、同じ人の口の中でも、歯と歯の間の隙間の大きさはその歯によって違いますので、人によっては歯間ブラシの太さが違うものを2、3種類使い分ける必要がある場合も。

そうなってくるとやはり初めて歯間ブラシを使う場合は歯科医院で診てもらうと早いですね。

歯科医院では歯間ブラシの通し方も教えてもらえますし、一石二鳥です。

*通し方のポイント*
①歯と歯の間の真横から通しましょう。

②通した時に痛みがなく出血した場合は、歯ぐきが腫れている証拠です。気にしなくて大丈夫です。日を追うごとに出血量は減っていきます。

③夜寝る前の歯磨き後に必ず通しましょう。

[デンタルフロスを使いましょう]
歯間ブラシは歯と歯の間に隙間がある方のみ必須ですが、デンタルフロスは歯間ブラシが必要ない方でも必ず使いましょう。

フロスは歯と歯の接点部分と歯周ポケットのプラーク除去に効果があり、フロスをきちんと使う事で歯と歯の間から虫歯になるのを防ぐこともできます。

*通し方のポイント*
①フロスの糸を歯の側面に沿わせ、ノコギリを使う要領で、糸を前後に動かしながらゆっくり歯ぐきの方へ動かします。

②そのまま歯ぐきと歯との間の歯周ポケットにも入れられたらやってみましょう。

③痛そうと思うかもしれませんが、正しいやり方で出来れば痛みはないです。(歯周病となってしまっている歯ぐきの場合は、痛くなくても出血はあるのが普通です。)
勢いよく、スパっとフロスを歯ぐきに当ててしまうと、痛みと出血がありますがゆっくり行えば、まず心配いりません。

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パーフェクト磨きを継続していくことが大切です

慣れない作業をするのは誰でも面倒くさく、出来たらやりたくないのが本音です。

ですが、歯周病になった、虫歯になったの原因は普段からの歯磨きにあり、やらなければ治療や予防にはならないのです。

2つの病気は決して自然治癒することはない病気です。

頑張って今までの歯磨きを変えていきましょう。

それが大きな一歩へと繋がっていきますよ。

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