ずっと行きたいと思っていた大宮氷川神社。
全国の氷川神社の総本社であり、縁結び、仕事運の上昇などのご利益があり、そのパワーはスピリチュアル界ではお墨付きとの事。
大宮氷川神社の主祭神は須佐之男命 (すさのおのみこと)
稲田姫命 (いなだひめのみこと)、大己貴命 (おおなむちのみこと)です。
須佐之男命 と稲田姫命 は仲の良い夫婦だったことから、縁結びのご利益が、その2人の子供である大己貴命 は出雲大社の主祭神として有名ですが、農業で国を創っていったことから起業したい人、仕事運の上昇にご利益があると言われています。
そんな大宮氷川神社の見所をお伝えしていきます。
神橋と神池
大きな三の鳥居をくぐります。参拝者はみなさんここで一礼されて入っていきます。
三の鳥居をくぐって、朱色の綺麗な橋が見えます。ここが「神橋」です。
神橋の下には大きな池が。
この池は「神池」と呼ばれており、龍が棲んでいるとのこと。
池には鴨も泳いでいて、ずっと見ていたくなる、そこに佇んでいたくなる気持ちになります。
鴨かわいい。
池の中には大きな鯉も沢山いました。
もうこれだけでも癒されます。
この神橋を渡り、神池を通ることで穢れた心を浄化することが出来るのだそうです。
お参りした時は知らずに通ったのですが、あの癒される感じはこの事だったのかな?とおもって不思議でした。
神池を通り、いよいよ本殿へ
出雲の流れを汲む本殿へ
楼門をくぐります。くぐる前には一礼を。
お参りに来た皆さんやってらしたので驚きました。
写真手前の大きな木が御神木です。
楼門をくぐるとすぐのところに二本見えます。
まずはお参りしました。
本殿は落ち着いた温かみのあるお社。
伺ったのが12月ということもあって、初詣の準備が着々と行われていました。
お参りしたあと、御神木に手を当てている人を何人も見かけ、私もパワーを頂きたく、そっと手のひらを当ててみました。
ご神木は日陰にあったのですが、触ったら暖かい感じがしたのです。
なんとも不思議な気持ちに。
最近はパワースポットブームで、御神木となるととにかく触る!という人もいらっしゃるようなのですが、御神木というのは神様の依り代ともいわれます。
触っていい御神木とそうでない御神木とあるそうで、しめ縄がかけてあるものや、玉垣(たまがき・・周りを囲む柵のようなもの)
で囲ってある御神木などは、触らないほうがいいそうです。
あと、と御神木の根元が痛んでるのも最近では問題になっているそうで、皆さんも触るときは気をつけて行いましょう。
大宮氷川神社ならではのおみくじを引こう
境内に入って右側に御守りや御朱印が頂ける社務所があります。
御朱印手書きでしたよ!
そこに、おみくじもありました。
引いてみました。大宮氷川神社のおみくじは特徴があって、最後の文にどこのお社に参拝するとよりご利益があるか、という事が書いてあります。
私の場合は「石上社、松尾社を信心すべし」とありまして、そこは一体日本のどこにあるんだろう???などと思っていたら、そこは大宮氷川神社、全国の摂末社があるんですけれど、その中にあったんですね。
まず松尾社は三の鳥居を出て右側にあります。
松尾神社」に祀られている「大山咋命(おおやまくいのかみ)」は、大きな山の所有者の神という意味ですが、江戸時代において徳川家の氏神としても知られ、明治以降は皇居の鎮守神とされています。
厄除、安産、縁結びのご利益があり、商売繁盛・社運興隆の神様とのことで、なんだかご利益ありそうです。
続いて石上社は松尾神社のお向かいさんに鎮座しております。
主祭神は、布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)、御神体として神武天皇の国土平定に偉功をたてられた神剣「韴霊(ふつのみたま)」、鎮魂にかかわる神宝「天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)」 、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した神剣「天十握剣(あめのとつかのつるぎ)」をおまつりしています。古くから健康長寿、病気平癒、除災招福、百事成就の神様として信仰されてきたそうで、こちらもお参りしました。
他にも由緒ある摂末社が沢山
拝殿で参拝されたあと、東門をくぐると、二社向かい合わせにあります。
向かって左側「門客人神社」で、昔は「荒脛巾(あらはばき)神社」と呼ばれていました。このお社は“地主神”で先住の神様がアラハバキだったとのこと。参拝の際には、地主神にもぜひご挨拶をされるといいかと思います。
特に埼玉に所縁のある方はぜひ。
向かって右側が末社の「御嶽神社」です。「大己貴命」「少彦名命」が御祭神ですので、国造りをした神様と協力した神様が両方とも祀られているということになります。
松尾神社まで戻って更に歩くと「天津神社」があります。
「少彦名命(すくなひこなのみこと)」が祀られていて、国造りの協力神です。国造りは氷川神社の御祭神である「大己貴命(大黒様)」が行っているので、こちらの神様に協力した神様ということですね。
医薬、温泉、まじない、穀物、知識、酒造、石の神といわれ、ご利益は多岐にわたっています。
「宗像神社」“宗像三女神”が祀られている摂社になります。
“宗像三女神”は須佐之男命の子どもといわれていて、「交通安全の神様」です。
場所は神池の上にあり、なんとも神秘的です。
最後に「稲荷神社」。宗像神社の向かいの神社です。
朱色の連なった鳥居が何ともキレイでした。
こちらは「倉稲魂命(うかのみたま)」が祀られています。
いまでは「お稲荷さん」と親しまれていますが、もとは“稲生り(いねなり)”から“いなり”となったとのこと。食物、農業、殖産興業、商業など産業全般の神様です。商売をされている方は、稲荷神社にもぜひご参拝くださいね。
終わりに
大宮氷川神社は約2キロある参道も含めるとかなり大きな神社です。
参道の木の立派なこと!
パワーの凄さをそれだけでも感じ取れます。
不思議な気持ちになったり、癒される感じはとてもあったので、お参りしたあとはとても清々しい気持ちになりました。
皆さんも是非お参りしてみてはいかがでしょうか
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