みなさん飾らなくなった雛人形や五月人形どうされてますか?
お子さんが成長し、結婚されたり、もしくはお引越しなどの時に、思い切って処分しようかと思ったりしますよね。
でもお人形には顔があるし、その子の厄を引き受けてくれてるともいうし…どうしたらいいかを解決していきます。
処分する方法には何があるか
①何も気にならないなら、各自治体の粗大ごみ廃棄方法に沿って処分する。
10キロで500円以内など、格安で処分できます。
ご自分での搬入がほとんどのようですが、連絡すれば、自治体の担当の方が引き取りまで行ってくれる場合もあります。
処分方法は各自治体で違いますので、ホームページ確認か役所へ問い合わせてみましょう。
②供養してもらう方法
お人形の処分については、皆さん普通の物とは違うのでゴミに出しにくい…。そんな時はお子さんの厄災を代ってもらったお人形の処分ですから、魂抜きをしてから処分する人形供養という方法があります。
[人形店にて供養する場合]
人形店では事前連絡の上で、ご自分で持ち込めば供養していただけます。お店によっては引き取りもあるようですので、確認してみましょう。
お店によって違いますが、供養料の金額は何体持ち込みでも5000円。というところもあれば、3段飾り、7段飾りのちがいによって値段も変わってくるところもあるようです。
[神社、仏閣での供養方法]
お寺さん。神社などで「人形供養の日」という日が設けられていまして、その日にご自分で持ち込みますと供養していただけます。
供養料は3000円から5000円といったところが多いようです。
お焚き上げをして供養します。
③寄付する方法
「人形供養を考えたが処分したくないし、誰かに使ってもらいたい」と思ってらっしゃるなら寄付はいかがでしょうか。
お人形を次の誰かに託して大切にしてもらう方法です。
海外にはお人形の寄付を望んでいる人々がたくさんいらっしゃいまして、「寄付・無料譲渡」を行いまして、輸出法人・現地団体により海外で再販されるものもあるようです。
ケース入りの人形だけではなく、ケースが無い人形、不揃いな人形、付属品等についても回収してもらえ、多少落ちない汚れ・シミ・日焼けした人形でも回収可です。海外輸出業を行われている企業から協力頂いて途上国に送られます。
全国均一で同じ料金で回収してもらえます。
注)沖縄と離島は回収範囲外のようです。
梱包された状態で120サイズ(縦+横+奥行きの合計cm)以下の物は 2400円、121~140サイズは2900円、151~170サイズ以下の物は3400円になります。
集荷送料だけでなく、
*自宅で回収→仕分け→保管・準備→積込→海外輸出→再利用、送料分を含め全ての費用込みです。
当日引き取りに来る宅配業者は荷物を回収するだけですので料金の受け渡しはありません。
集荷料金の支払い方法は、銀行振り込み・又は現金決済(現金決済手数料300円が別途かかります)となります。
集荷の日時も指定できて、入力フォームより仮申込みしますと、24時間以内に確認メールがきて、 その後①8~12時 ②12~16時 ③16~19時 ④19~21時の4つの時間帯から選択できるとのことです。
②再販売する方法
[ネットオークションにかける]
お人形の保存状態もいいから、なんだかもったいない!ということでしたら、オークションに出すのはいかがでしょうか?
まずはオークションサイトにアカウントを作るところから始めます。
ご自分のお持ちのお人形の状態を考慮して、値段を決めていきます。
提示した金額にて売買が成立しましたら、ご自分で梱包し、オークションサイトに送る方法や、お人形をオークションサイトに送ってしまい、全ておまかせしてしまう方法など、そのオークションサイトによって違いがあります。
おわりに
今回は一般敵な方法をあげてみましたが、なかには、雛人形を集めて展示するお祭りなども地方によってはあります。
「かつうらビッグひな祭り」「和歌山市加太 『淡嶋神社』の雛祭り・雛流し」など。
お近くの自治体で行われているお祭りで供養するのもいいですね。
お雛様を長い間出してあげられなかった時や、きれいにしてあげたい時などは、修理やリメイクが可能な人形店もございます。
人形供養に出される前に、もう一度飾ってみるのも良いのではないでしょうか。