約二年間の土地探し 購入した掘り出し物件がハズレ確定した失敗談を語ろう

我が家も家を建てたい、となって土地を探しまくること約半年…あちこち見て回るも「無い!」

そこからのしつこい不動産屋めぐり。

そして「これって掘り出し物じゃない?やったー」
…からの購入後にハズレ物件確定になるまでの奮闘と失敗談をお届けします。

ここでは、
・理想の土地はどこ?しつこい不動産屋めぐりで知り得たネットや紙媒体にはない土地の情報とは

・本物の好物件は表には出てこない 裏からの情報で掘り出し物の土地と出会うまで

・土地は一生物の理由 掘り出し物の土地が外れ物件確定になるまで

についてお話ししていきます。

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理想の土地はどこ?しつこい不動産屋めぐりで知り得たネットや紙媒体にはない土地の情報とは

家を建てたい!となった時、場所はどうする?からの土地探し。そして、住宅メーカーをどこにするか迷いますよね。

ウチでは、住宅メーカーはほぼ決めていたのですが、土地探しに思った以上に時間がかかりました。

その期間約2年。

土地を購入するにあたり条件を設けていたので、なかなかクリアできる好条件の土地が見つからなかったからです。

【我が家の土地購入の条件】
1、公共下水、都市ガスが引いてあること
2、東か南道路に面していること
3、土地の西側に大きな畑や運動公園などがないこと
4、子供の小学校の学区内であること
5、土地の広さは70坪以上(地方都市で車必須。駐車場確保のため)

他にも細かいことは色々ありましたが(まだあるんかい!とつっこまれそうですが…)

とりあえずこの5つは譲れない条件として、本当にあちこちの物件を見て回りました。

ネットでの情報、新聞広告などを頼りに自分たち家族だけで勝手に見て回ってました。
(初めから不動産屋さんに行って聞いてしまうと後々面倒そうだったので)

でも、本当に無い!びっくりするほど無いんです。

元々探していた街が住宅が多い土地柄ということもあり、見に行くところ全てがいかにも売れ残りの土地ばかり。

日当たりが悪かったり、おお!と思えば西側や北側に大きな畑があり(そういうところは冬の時期、風で砂埃が凄いのです)

なんて安くて大きな土地なんだと思えば土地の目の前の道路が狭過ぎ(子供が車の免許持つ頃になったら、友達誰も来てくれないんじゃないか???的な不安)

おお、新しく宅地として売り出されたー。
目の前が墓地…怖くてダメ…などなど。

そうこうするうちにあっという間に半年近く…掘り出し物と呼ばれるような良い土地は大手ハウスメーカーなどが先に押さえてしまうため、なかなか表には出ないとの情報をキャッチ。

掘り出し物の土地の情報をイチ早く知りたいという気持ちもあり、今度はあちこちの不動産屋さんと仲良くなって聞き出す作戦(?)に。

でも無いんですよね。
不動産屋さんも「〇〇さん(筆者)が探してる辺りは市内でも特に人気で、新しく宅地販売されるとすぐに売れちゃうから残ってない」と言われるほど。

でも、何度か通ううちに表には出てない土地の情報を色々と教えてもらえるようになりました。

「〇〇地区は昔は湿地帯で地盤補強工事をしてもやっぱり弱い」

「○○の近辺はあまり治安が良くない」

「○○の周辺道路は土地が低く、大雨で冠水しやすい」

などなど。

その土地の不動産屋さんならではの情報でどれもネットや紙媒体には載っていないものでした。

子供の生活(学校や遊びなど)に支障をきたすのは嫌でしたし、長年住むのに知っておいた方が良い情報ばかりでしたので、とてもありがたかったです。

本物の好物件は表には出てこない 裏からの情報で掘り出し物の土地と出会うまで

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なかなか良い土地に巡りあえずにいる中で知り合いから一本の情報が。

「○○不動産が大々的に土地を販売する予定」

まだ造成前で表には出ていない情報だから、こちらが気に入れば予約という形を取れるという掘り出し物的物件。

ついにきた!と思いましたが、造成後→区画割りされてからの状態を見て購入するか判断しようと決め、もうしばらく待つことに。

なので、買うか迷ってるんです…という姿勢のまま。後からキャンセルできるというのでとりあえず予約だけいれていました。

造成中に化石が発掘され、発掘作業待ちなどで区画割りまで1年近くかかり、やきもきしましたが、その後無事造成完了、区画割りされ販売されることに。

予約したものの、ほかに良い土地が出てきたらキャンセルするつもりで、諦めずにあちこち見て回っていました。

結局、他には見つからず、予約していた土地を購入する決意をしました。

購入を決意した土地は、先程上に挙げた条件と違い、北道路に面した土地でしたが、南面の土地は四方を囲まれていた分譲地で、私道を通らないと入れないことから、そうそう買い手が付かないだろうと予想し、日当たりは確保できるよねという予測を立てていました。

実際に売れ残りの土地を見て回った中にもそういった土地はいくつかありましたし…。

地盤の強度も問い合わせたところ、問題ないことや知り合いからの紹介ということで値引きされたこともあり契約に至りました。

ここにくるまででかなり疲れましたし、やっと家が建てられるという安堵感もありました。

土地は一生物の理由 掘り出し物の土地が外れ物件確定になるまで

元々ハウスメーカーは目星をつけていたので、土地の購入と共に家づくりはどんどん進んでいきました。

そんななか、ハウスメーカーから「地盤調査を行います」とのこと。

土地を購入した不動産屋さんからは「地盤の強度には問題ない」と言われていたので何の心配もしていませんでした。

ところが、

「地盤がやや弱いので、補強工事を行います」との調査結果が!

はい?不動産屋さん、地盤の強度に問題ないって言ってたよ。

「簡単に説明すると、不動産屋さんが売り出す時の地盤強度の合格点と家を建てる時の地盤強度の合格点は違うからです」

えええ???

そんなの知らないんですけど(泣)

結局地盤補強工事に100万弱掛かりました。

せっかく土地を安く買えたと思ったのに(泣)

その後は順調に家も建ち、引っ越しも完了し、平和に暮らしていました。

が、しかし…

引っ越してから2年が経とうとしていたころ、我が家の南側の土地が売れたんです。

この四方を家で囲まれた土地が!狭い私道からしか出入り出来ないあの土地がまさか売れるなんて!…と驚きと落胆と…。

当分は売れないはず…というか、半永久的に売れないと見込んでいた(勝手にですが、笑)我が家の南側の土地…。

南側に家が建つということは、我が家の日当たりが悪くなるということを意味しました。

実際南側に家が建ってからは、真冬で太陽が低い季節は南側の窓からあまり陽が差し込まなくなりました。

なんだか以前より薄暗いリビング…。(東側の窓から採光を確保出来たのは本当に救いでした)

でも、もっと腹が立ったことがあり…。

我が家の南側に建て、引っ越してきたそのあと、わずか1年足らずで家を売って引っ越していってしまったのです。

えええー。です。

我が家の南側には日当たりを邪魔する空き家がそびえ立っています。

家ごと引っ越せよ!と叫んでました…(無理だとわかってるけど)

2年も掛かって購入したこの土地に家を建ててしまったこと…結局ハズレ確定です。

土地は一生物の意味を思い知らされた出来事でありました。

おわりに

やっぱりどんなに高くても南道路の土地を買うべきだったのか?と自問自答の日々ですが、南道路だとリビングの大きな窓から家の中が丸見えになったりとそれはそれで問題がありますし…。

あとは庭に全く日陰が無いので、植物が枯れてしまうと嘆く話もあります。

土地と家って難しいですね。

この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。

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