大学生、新社会人になって親元を離れて初めての一人暮らし。
一人での生活、初めての自炊。
親のありがたみをひしひしと感じてしまう事の一つに毎日の食事があります。
一人暮らしを始めて食費を抑えるためにも自炊したいけど、何から買い揃えたら良いのか?調理道具は?調味料は?と疑問ばかりだと思います。
ここでは、
・初めての一人暮らし 自炊するのにまず買い揃えたい調理道具と値段の相場とは
・料理を作る前に!ひとまず買い揃えたい調味料の選び方と値段の相場とは
・調理道具と調味料 買い出しの時に注意したいこととは
についてお話ししていきます。
初めての一人暮らし 自炊するのにまず買い揃えたい調理道具と値段の相場とは
一人暮らしの料理 最低限買い揃えたい調理道具とは
・片手鍋1つ(直径15㎝からのもの)
・フライパン大(縁は高めの鍋タイプのもの 直径26㎝くらいのもの)
・それぞれのフタ
鍋にはそれぞれ「IH用」「ガスコンロ用」「両方OK」のタイプがあります。家のコンロのタイプがわからない場合は両方とも対応できる鍋を購入しましょう。
【両手鍋について】
野菜類を茹でたり、カレーシチューなど、一人暮らしの料理の作り置きに欠かせない鍋です。
値段の相場は1500くらいです。
【片手鍋について】
ちょっとした汁系の料理(お味噌汁やらスープ系)またはウインナーやベーコンを焼いたりなどのちょっとした炒め物や揚げ物の鍋にも代用できます。
値段の相場は1000円前後
【フライパン大について】
「大は小を兼ねる」の要領です。
フライパンの材質はテフロン加工やフッ素加工されてるものですと焦げ付きにくいです。
チャーハンなどの炒め物類、トーストを2枚並べて焼きたい、ほうれん草などの丈の長い野菜類を茹でたり、スープパスタなど、煮る炒めるの両方で使えます。
値段の相場は2000円前後
【それぞれのフタについて】
鍋にフタがあると火の通りが早く、光熱費の節約、時短につながります。
両手鍋、片手鍋は購入時にフタが一緒にセットになっている事がほとんどです。
フライパンのフタはフライパンの直径サイズに合わせて選びます。
それぞれのフタはガラス製がオススメです。
中身が見え、丈夫。汚れ落ちも早いので洗い物が楽です。
・フライ返し 1つ
・菜箸 1つ
・ボウル(中)1つ
・ザル(ボウルに合う大きさ)1つ
・まな板 1つ(大きめのが調理するのは楽です)
・包丁(万能包丁、三徳包丁)
・ピーラー
【おたまとフライ返しについて】
材質はできたらテフロン加工のフライパンなどに傷がつきにくいものを選びましょう。
100円ショップでも売ってます。
【菜箸について】
自分で使いやすい長さのものを。
つい、お箸よりも少し長めのものを選びたくなりますが、あまり短いと調理中手が熱いです。
【ボウルとザルについて】
ステンレスのものがベスト。
プラスチック製ですと熱湯の湯切りなどで変形してしまう場合があります。
100円ショップで200円から300円で置いてあります。
【まな板について】
大きめのものを。木製よりも抗菌タイプの白いまな板が安心。
大きめのものでしたら、魚肉類と野菜類のカットする場所を分けられます。
小さめのまな板でしたら、生もののカット、野菜類などのカットでまな板を使い分けると食中毒など心配ありません。
こちらも100円ショップに置いてあります。
【包丁(万能包丁、三徳包丁)について】
包丁も菜切包丁、肉切り包丁、などなど…色々な種類があってどれがいいのやら迷いますよね。
一本買うなら、三徳包丁や万能包丁と呼ばれるものです。これ一本で肉、魚、野菜のカットと何でも切れます。
なんと、100円ショップに売っています。あまり研いでないのもあるようなので、一緒に簡易的なシャープナーを用意しましょう。(包丁研ぐ道具。こちらも100円ショップで購入できます)
100円ショップの包丁でも研げば切れるようになります。
【ピーラーについて】
お料理初心者で一番手間取り、時間がかかる作業は野菜の皮むきです。
ピーラーで皮むきすると時短になりますが、手を怪我しないよう気をつけましょう。
料理を作る前に!ひとまず買い揃えたい調味料の選び方と値段の相場とは
・しょうゆ
・砂糖
・みりん
・塩
・マヨネーズ
・ケチャップ
・ソース
・食用油
【しょうゆについて】
濃口、薄口とありますが、それぞれの違いは色の濃さ、塩分濃度の違いにあります。
濃口しょうゆは薄口に比べて注いだ時の色が濃く、塩分濃度は約16%。
薄口しょうゆは色は濃口より薄いが、塩分濃度は約18%です。
薄口しょうゆは、料理に醤油の色をつけたくないとき、白身魚を煮るときなどに使用します。
普通、醤油というと濃口しょうゆのことをいいます。
料理のレシピで「醤油大さじ1杯」というのも濃口しょうゆに当たります。
保存は開封前は常温保存。開封後は冷蔵庫です。
お値段は安いもので1リットル250円ほど。
【砂糖について】
砂糖は「上白糖」を購入しましょう。
グラニュー糖、三温糖など売り場には色々並んでいますが、お料理によって使い分けます。
料理のレシピで「砂糖大さじ1杯」というのは上白糖に当たります。
保存は開封前、開封後共に常温保存で大丈夫です。
お値段は1キロで250円弱くらい。
【みりんについて】
よく見かけるのは、「本みりん」と「みりん風調味料」ではないでしょうか。
本みりんはもち米、米麹、焼酎が原料。アルコール度数は14度前後。保存は開封前、開封後共に常温保存。お値段は1リットル350円前後。
みりん風調味料は本みりんとは原料が違い、ブドウ糖や水あめなどの糖類、グルタミン酸、香料を混ぜ合わせたもの。アルコール度数は1%未満。お値段はお手頃価格です。保存はアルコールが少ないので開封前は常温保存。開封後は冷蔵庫で。
2つの大きな違いはアルコール度数の違いで、何かお料理作る時に調理工程において、アルコールを飛ばす(煮切り)の必要があるのが「本みりん」。
無いのが「みりん風調味料」です。
価格がお手頃ということもあり、みりん風調味料を購入する人が多いです。
お値段は1リットル250円前後。
【塩について】
塩は大きく分けて「精製塩」と「粗塩」の二種類あります。
精製塩は機械的に作られたサラサラしたお塩。味は塩味が強い。おにぎりなどふりかけるのに便利。
粗塩はしっとりめの手触りで粒が粗く自然の製法で作られています。味は塩味の中にもまろみがある。調理するのに使うとおいしさが違う。
一種類だけ購入するなら、粗塩をおすすめします。
保存は開封前、開封後共に常温保存です。
お値段は1キロ250円前後。
【マヨネーズ、ケチャップについて】
これらは沢山のメーカーから色々な種類、味が出ています。
マヨネーズとケチャップは色々試してみてお好みを探しましょう。
開封前は常温保存。開封後は冷蔵庫で。
お値段は500gで200円前後。
【ソースについて】
ソースには「中濃ソース」「とんかつソース」「ウスターソース」とあります。
粘度の高い順に「とんかつソース」→「中濃ソース」→「ウスターソース」です。
ウスターソースはかなりのサラサラ具合。
そして、粘度の高い順と甘味が高い順は同じです。
ウスターソースはソースメーカーによってはかなりスパイシーな場合もあります。
お値段は500mlで250円前後です。
保存は開封前は常温保存。開封後は冷蔵庫です。
【食用油について】
食用油の売り場には本当に沢山の種類があり、なにがいいのやら?と思ってしまいますが、なるべく値段が安いものが良いということでしたら「サラダ油」です。
1リットルでお値段250円前後。
風味を味わいたいということでしたらオリーブオイルがおすすめです。
値段が高いのが難点ですが…。
お値段もその製造メーカーによってまちまちです。
食用油は酸化してしまうと風味が落ちてしまいますので、小さめの容器の物を購入しましょう。
保存は開封前、開封後共に常温保存です。
調理道具、調味料を買い出しの時に注意したいこととは
調理道具、調味料共にまとまって買い出しするとなると重量感が半端ないですので、自転車をお持ちでしたらぜひ乗って行ってください。
調味料は大容量の物のがコストパフォーマンスが高いので、ついついそちらに手が伸びてしまいますが、使いきれないものは捨てるしかありません。
とりあえず自炊したいと思って色々買っても、自炊が続くかどうかはやってみないと分からないところ。
自炊を続けるつもりで初めから張り切って色々揃えてしまうと、あとから後悔することも。
まずはお試しのつもりで、小さめの容量のもので買い揃え、徐々に増やしていきましょう。
おわりに
一人暮らしの大変なことの1つに料理がありますが、あまり気負わず始めてみましょう。
続けられれば節約にもなりますし!
応援しています!
この記事がお役に立てれば幸いです。