京都の遅咲きの桜の名所「仁和寺」。
世界文化遺産への登録、国宝や重要文化財の数々。
有名な「御室桜」のお花見に初めて行く方への観光ポイントをまとめました。
ここでは、
・仁和寺の桜2019 開花と見どころ ライトアップについて
・知ってるとラッキー 仁和寺の桜見物、拝観時に注意したいこととは
についてお話ししていきます。
仁和寺の桜2019 開花と見どころ ライトアップについて
仁和寺ってどんなお寺?
仁和寺は仁和4年(888)に創建された寺院で、現在は真言宗御室派の総本山です。
境内には五重塔や二王門(通常「仁王門」と書きますが仁和寺では二王門と書きます)など江戸時代に建立された建造物(国宝や重要文化財)がたくさん。
平成6年には世界遺産に登録されました。
御室桜の特徴は
御室桜(おむろざくら)の品種は御室有明(おむろありあけ)という品種です。別名「お多福桜」ともいいます。
御室桜は京都でも遅咲きで、背丈の低い桜です。
現在の調査で粘土質の土壌であることがわかり、 土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせない要因の一つにはなっているとのことです。
*御室桜の満開の様子、仁和寺の上空からの映像はこちらから
【満開予想日】 4/10(水)
【例年の見頃】 4月上旬~4月中旬
【さくらの本数】 約200本(御室桜)中門の北西、観音堂南の桜苑にまとまって約130株、境内全域をあわせると約200株あります。
すべての桜(ソメイヨシノやしだれ桜、普賢像桜など珍しい桜もあり)をあわせると約550本の桜があります。
【ライトアップ】 なし
【さくら祭り】 2019年4月上旬~中旬(開花にあわせて) 8:30~17:00
【拝観時間】
・3~11月9:00~17:00(受付終了16:30)
・12~2月9:00 ~16:30(受付終了16:00)
桜開花期間8:30~17:30(受付終了17:00)
【拝観料】 境内無料(桜開花期間500円)、御殿500円、霊宝館500円
期間中無休です。
住所 京都市右京区御室大内33
電話 075-461-1155
*御室桜の近年の開花の様子 詳しくはこちらから
*仁和寺の公式ツイッターでは御室桜の開花状況がわかります。仁和寺の公式ツイッターはこちらから
仁和寺の見どころについて ポイント3つ
【二王門】
重要文化財に指定されている二王門。
1641年から1645年に建立され、高さは18.7メートルありとても重厚な造りをしていて、圧巻です。
【五重塔】
重要文化財に指定されている五重塔。
1644年に建立され、総高36.18メートル。御室桜やしだれ桜の向こうに見える五重塔を撮影しようとカメラマンがたくさんいます。
【金堂】
国宝に指定されている金堂。いわゆる本堂のことです。
本尊である阿弥陀三尊、四天王像や梵天像などが安置されています。
1613年に御所で建立された内裏紫宸殿を移築したもので、現存する紫宸殿では最古であり、宮殿建築を伝える建築物として非常に貴重な建築物です。
この金堂に来たら、屋根を忘れずにご覧になっていただきたいです。
亀の上に乗った人の瓦があるので、ぜひ探してみてください。
この人は黄安(こうあん)という仙人で、亀は3000~4000年に一度顔を出し黄安はこの亀を3、4回見たとのことです。
*境内マップ 詳しくはこちらから
知ってるとラッキー 仁和寺の桜見物、拝観時に注意したいこととは
仁和寺へ行く 効率良いアクセス方法は
京都は春の桜、秋の紅葉の時期は街中がどこもかしこも道路が渋滞しています。
移動時間も通常の2倍かかるとみて良いでしょう。
仁和寺へは京都駅からバスで50分ほどと書いてありますが、停留所での乗降客の多さ、バスに乗っても座ることができない、道路の混雑具合、広い仁和寺を歩き回ることを考えると体力温存のためにも最寄駅まで電車移動が賢明です。
仁和寺の最寄駅は「嵐山電車 御室仁和寺駅(おむろにんなじ)」です。
京都駅から御室仁和寺駅まで所要時間約30分ほど。
御室仁和寺駅から最寄の入口の二王門までは、駅を出て真っ直ぐに進んで徒歩およそ3分ほどです。
【京都駅から御室仁和寺駅までの行き方】
1、京都駅発 JR山陰本線 各駅停車 亀岡行32番ホーム発→太秦駅まで13分
2、「太秦駅」から「撮影所前駅」まで徒歩移動。約3分
3、「撮影所前駅」から嵐電(京福)北野線 各駅停車 北野白梅町行→御室仁和寺駅まで6分
電車移動ですと時間を有効活用できますよ。
仁和寺の桜 混雑している時の撮影、履物について
仁和寺の桜見物は御室桜がとても有名で、ソメイヨシノやしだれ桜の開花時期は比較的空いています。
拝観時の写真撮影は三脚利用OKですが、御室桜の開花時期はあまりの混雑のため三脚を立てるどころではなく、かえって荷物になってしまいますのでご注意を。
また、仁和寺は全体的に砂利が敷かれています。ゆるめの靴ですと砂利が入ってきて歩きにくく、人の流れに合わせて移動するので立ち止まって靴の中の砂利を取るのも一苦労?な場合も。
歩き疲れることを考えても、足にフィットしたスニーカーがおすすめです。
おわりに
御室桜の開花時期は京都に観光にきた桜見物のお客さんですごい混雑していますが、一見の価値ありです。
是非足を延ばしてみてくださいね。
この記事がお役に立てたら幸いです。
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