一人暮らし 賃貸の初期費用の相場 失敗せずに安く済ませるポイントとは

初めての一人暮らしは賃貸物件の内見からの契約、初期費用の支払までと段取りがわからず、困っていませんか?

管理人も同じでした。

とりあえず物件は決まったものの、契約しようとして、その初期費用の高さにびっくり。

そこの契約は一旦保留にして、違う不動産会社で似たような賃貸物件の初期費用を算出してもらったところ、約10万円も安くなって驚きました。

ここでは、
・一人暮らし賃貸物件の初期費用 相場はいくらか。初期費用の内訳とは
・どの賃貸物件でも初期費用で必ず払う必要のあるもの
・不動産屋によって10万円もの差!契約時の初期費用を安くおさえるコツとは

について、実際に不動産さんに聞いた話、契約時に実際かかった初期費用を元にお話ししていきます。

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一人暮らし賃貸物件の初期費用 相場はいくらか

初期費用っていくらくらいが相場ですか?と担当して頂いた不動産屋さんに聞いてみました。
「大体家賃の4倍から5倍くらいです。」との答えが。

【初期費用のの内訳】

そもそも、初期費用の内訳には何が含まれているかですが…

初期費用の内訳
1、敷金
部屋を所有している大家さんに払うお金。退去時には返ってくる場合も。不動産屋さんのお話しですと、退去時の原状回復(生活でできてしまった傷などを直したり、室内クリーニング)でほとんど消費してしまうので、ほぼほぼ返ってこないのがホントのところのようです)2、礼金
部屋を所有している大家さんにお礼の意味として支払うお金。敷金と違って、退去時に返金されることはありません。

3、仲介手数料
物件を紹介してくれた不動産屋さんに支払うお金。最大で1ヶ月分と決められているものです。中には仲介手数料0円や半額、学割、女子割など割引がある物件もあります。

4、前家賃
入居した月の家賃1ヶ月分を前倒しで払うお金。(月の途中で入居した場合は日割り計算した家賃代も追加される)

5、部屋を所有している大家さんが契約時に指定している条件項目にかかるお金
例えば、鍵の交換代や室内クリーニング代など。

6、火災保険、地震保険料

7、その他オプションの費用

敷金、礼金の相場ですが、その物件によってまちまちです。両方とも1ヶ月分の物件もあれば、片方だけ2か月分や、両方とも0か月分(つまりは0円)なんて物件も。

築年数が古い物件ほど敷金礼金は掛からない傾向にあるようです。

どの賃貸物件でも初期費用で必ず払う必要のあるものとは

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初期費用をどんなに安くしたいと思っても必ず支払わなければいけない費用があります。

1、敷金と礼金
2、仲介手数料
3、前家賃
4、部屋を所有している大家さんが契約時に指定している条件項目にかかるお金
5、火災保険料(地震保険は任意)

これらは契約時には振込、もしくはクレジットカード払いなどで必ず支払いが必要になります。

当然ですが、敷金礼金、仲介手数料があまり掛からなければ支払う金額も少なくて済みます。

不動産屋によって10万円もの差!契約時の初期費用を安くおさえるコツとは

契約時の初期費用を安くおさえるコツですが、物件をどこの不動産屋さんで契約するかによります。

不動産屋さんの中には、敷金礼金などの初期費用の必要経費の他に入居時にかかるいろいろなオプションで掛かってくるお金をかなり強気な姿勢で勧めてくるところも。

オプションの一例ですが、エアコンクリーニング、部屋の消毒、ミネラルウォーターのサーバー設置など、それ必要ですか…?と聞きたくなるものまでいろいろ提案されます。

なかなか断りにくいとは思いますが、払うのは自分だということを忘れずに。

あいまいな返事をしてしまうと、いつの間にか初期費用に盛り込まれていますので気を付けましょう。

不動産屋さんの話によりますと、オプションで申し込みが多いのは「鍵の交換」と「害虫退治」や「一人暮らしでのSOSに警備員が駆け付けるサービス」だそうです。

「一人暮らしでのSOSに警備員が駆け付けるサービス」についてはお子さんが初めての一人暮らしで心配する保護者からの申し込みが多いそうで、一番のSOS要請は「部屋の鍵を失くした」だそう。

ほかのオプションでは「天ぷら火災などの時に使用する消火器、1本5000円」なんてものも。

管理人が一度目に契約しようとした不動産屋さんでは、断ることの出来るオプションはミネラルウォーターのサーバーレンタルのみです、と言われ、必要なくないですか?と思うオプションも付けることを余儀なくされた見積もりを作成されました。

これには驚いて一旦保留にしてもらうことに…。

結局他の不動産屋さんと契約し、前に保留した物件より約10万円も初期費用を抑えることに成功しました。

結局、付けたオプションは鍵の交換のみ。

これらのオプションは必要ないと判断し、はっきり断りました。

・「害虫の駆除」→物件が集合住宅の場合、一軒だけの害虫駆除は意味がない。(通気口や配管が隣室とつながっているため)
・「天ぷら火災などの時に使用する消火器 1本5000円→それよりもっと安価なものがネット通販などである。
・「部屋の消毒」→入居時のクリーニングで十分だと感じたため。

オプションひとつとっても、万単位でお金がかかるので良く考えて申し込むと初期費用を抑えられます。

対策としては、契約前に初期費用の金額を聞いてみましょう。だいたいの金額を教えてくれますよ。

おわりに

物件契約時にかかる初期費用はいろいろな物件を内見して疲れているところに提示されたりしますと「こんなに掛かっても仕方ないのかな」と思ってしまったり、「皆さん申し込みます」などと言われると断りにくく思うかもしれませんが、よく考えて契約しましょう。

疲れていると大変ですが、踏ん張りどころです。笑

この記事がお役に立てたら幸いです。

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