お正月の行事はいくつかありますが、その中でも子供達が楽しみにしていることの一つに「お年玉」があります。
渡す人数が多いと、あげる金額を考えるのも一苦労です。
お年玉 金額の相場、そもそもどんな意味や由来で渡すのか?年齢は何歳まで渡す?などまとめてみました
お年玉を渡すマナーと相場は
●お年玉をあげる時期は松の内
元旦(1月1日)から1月7日までとされています
遠方から来訪した場合、1月7日過ぎてしまう場合もあるようですが…
そのお子さんの年齢や使い道なども考慮して、ふさわしい金額を渡したいですよね。
または、平均などにこだわらず親戚同士で話し合っておくと、あとから揉めることなどなくスムーズにいくようです
○お年玉の金額相場一覧表
1、自分の子供の場合
小学校入学前・ 幼稚園 ¥1,000
小学生/小学校低学年 ¥3,000
小学生/小学校高学年 ¥5,000
中学生 ¥5,000
高校生 ¥10,000
大学生 ¥10,000
2、親類の子供・いとこ
小学校入学前・ 幼稚園 ¥2,000
小学生/小学校低学年 ¥3,000
小学生/小学校高学年 ¥3,000
中学生 ¥5,000
高校生 ¥5000~10,000
大学生 ¥10,000
3、近所の親しい人の子供
小学校入学前・ 幼稚園 ¥2,000
小学生/小学校低学年 ¥2,000
小学生/小学校高学年 ¥3,000~5,000
中学生 ¥3,000~5,000
高校生 ¥5,000
大学生 ―
4、友人の子供
小学校入学前・ 幼稚園 ¥1,000~3,000
小学生/小学校低学年 ¥3,000
小学生/小学校高学年 ¥3,000~5,000
中学生 ¥3,000~5,000
高校生 ¥5,000
大学生 ―
となってます
相場にかなり近い金額を私も渡していました。
お年玉の意味や由来とは
昔からお正月には、どの家にもその年の神様である歳神様が降りてくると考えられていました。
「お年玉」は、もともとは歳神様からの賜り物としていただいた「身祝い」のことで、歳神様から新年に授かる「魂」を意味し、歳神様にお供えされていた餅(鏡餅)を下げて年少者に分け与えたのが始まりとされています。
*歳神様とは*
「正月様」や「歳徳神(としとくじん)」とも呼ばれており、その年の福徳を司る神様のことです。年齢を重ねることの象徴とされていました。歳神様にお供えものをして、新しい一年の無病息災を祈りました
○赤ちゃんへはお年玉をどうするのか
赤ちゃんにお年玉をあげる場合には、月齢に応じたおもちゃでもいいですよね
現金をあげる場合、金額は1,000円くらいが相場です
生後間もない赤ちゃんだけでなく、1歳、2歳、3歳くらいまでは1,000円程度で良いでしょう
ふだん、遠距離でなかなか会えないお孫さんへのお年玉は奮発したくなるものですが、幼稚園、小学校、中学校と年齢が上がるに従って金額も増えていきます。あまり多額を渡す必要はありません
お年玉は何歳から何歳まで渡すのがマナー?
お年玉をあげる年齢に正式な決まりはありません。以下を基準にして決めます
地域によっても異なりますが家族内、あるいは親族で相談してあらかじめ決めてあると良いですね
[何歳から渡す?]
1. 祖父母から孫には0歳からあげるのが一般的
2. 甥姪、あるいは友人知人の子には3歳くらいからあげるのが一般的です。
小さい子の場合には現金にこだわらず、お菓子やおもちゃなどをあげる家庭もあるようです。
3. 現金でのお年玉は幼稚園に入園してからあげるという家庭もあります。
4. 家族や親族と相談して「◯歳からあげる」と決めている家庭もあります。
私の親類の間では、赤ちゃんが生まれたら次に迎えるお正月から1000円を渡しています。それは幼稚園、保育園を卒園の年まで続き、小学校入学したら3000円と上がっていくと決めています
[何歳まであげる?]
1.学生の間は渡す(社会人になるまでは渡す)のが一般的
2.親族の場合には、自分の子供がもらった年齢まで、お年玉を渡す
3.自分がもらっていた年齢までは渡す
4.家庭によっては大学生になったら渡さないという家庭もあります。
私の親類の間では1番の「学生の間は渡す」です
おわりに
お年玉を渡すのも、親類が多いほど、渡すお子さんの年齢が上がるほど大変になっていきますが、期間限定なんですよね。
渡さなくていい年齢になってしまうと、それはそれでさみしい気持ちになりますよ
みなさんが楽しいお正月を過ごせますように