毎年12月になると頭を悩ませる年賀状を作成するという作業。
あて名書き、手書きの文章、来年の干支ってなんだっけ?デザイン何にしよう…。
毎日の忙しい中、はっきりいって苦痛以外の何物でもない。
・・・とは言っても、そんなスッパリ年賀状を出さなくなったらいかがなものか・・・
ここでは、相手に嫌な思いをせずに年賀状のやりとりをやめる方法を解説していきます。
・年賀状の枚数を見直そう 出さなくても問題ないのはこんな相手
・絶対に年賀状を出しておいた方がいい相手
・年賀状はオワコン化? 年賀状でしか挨拶できないあんな人こんな人
について詳しくお話ししていきます。
年賀状の枚数を見直そう 出さなくても問題ないのはこんな相手
年賀状を書くのが面倒くさい。でも、書かないと…と思っているならとにかく書く枚数を減らしましょう。
そもそも年賀状の意味合いは、
1、昨年のお礼、お世話になった感謝の気持ちを伝える
2、新年の挨拶、無事新年が迎えられた喜びを伝える
3、今年も昨年と変わらぬお付き合いをお願いすること
であります。
新年の挨拶には相手方に出向いていくのが本来のマナーとされているところを遠方の知人へはなかなか難しいので、その代わりとされたのが年賀状のはじまりと言われています。
ですので、年賀状を出さないことはマナー違反には当たりません。
年賀状 出さなくても良い相手リスト
・こちらが年賀状を出していても、返事がない相手
・明らかにこちらの年賀状を受け取ってから返事を出してくる相手(1月7日以降なのに年賀状として届く)
*1月7日以降の場合に返事する場合は本来なら「寒中お見舞い」がマナーです。
・もう何年も年賀状だけのやり取りになっている相手(思い入れのない相手など)
今は年賀状を表も裏も手書きで書いている人が少なく、パソコンやネット注文などがほとんどです。
そのため、ひどい場合は年賀状を出す相手リストのチェックも特にせず、機械的に毎年同じ相手に出している人もいます。
年賀状が来ていなくても気づかない人が多いのも事実です。
関係が希薄な相手はバッサリ切るべし。
絶対に年賀状を出しておいた方がいい相手とは
年賀状を書くのは面倒くさいけど、良好な人間関係を維持するための潤滑油の役割を果たす意味もあります。
出さないことがマナー違反にならないとはいえ、後々面倒な事にならないよう出さなきゃならない相手はしっかり押さえておきましょう。
年賀状 出しておいた方がいい相手リスト
・仕事関係者(上司の場合など)
これはもう、言わなくてもですよね。
上司の機嫌を損ねれば、仕事も上手くいかなくなる場合もあります。
年賀状書きも仕事の1つと思って書けば面倒くさくありません。
がんばりましょう。
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・子供の学校関係者
子供の先生から年賀状が届く事も多いこのごろ。先生への返事は基本的に子供にさせましょう。
短い文章を親も添えれば年賀状は完璧です。
問題はママ友、パパ友への年賀状です。
こちらから出していなくとも年賀状が来たら必ず返事を返しましょう。
返事を忘れたなどの場合、あとから何言われるかわかったもんじゃありません。
人の口に戸は立てられません。
・(既婚の場合)パートナーの親類関係
パートナーの年賀状に対する考え方や習慣の違いにもよりますが、基本的には年賀状を出しておきましょう。
年賀状を出しても返事がない場合、年賀状をやり取りする習慣がない親類関係の場合はお互いの話し合いの上で出さないのも良いのではないでしょうか…。
いざ責められてしまっても、「主人(妻)が年賀状を出すのは返って押し付けがましい、と申しておりましたので…」などの理由付けにもなります。
年賀状はオワコン化? 年賀状でしか挨拶できないあんな人こんな人
年賀状を書く時は手間暇かけて、時間を割いてと面倒な作業に思える事も多く、SNSの発達により年賀状がオワコン化と言われて久しいですが管理人はそうは思ってません。
SNSでは世界中の人に新年の挨拶が出来ますし、同じグループ内では同時に新年の挨拶が出来ます。
そしてそれは大いに盛り上がりをみせ、そのやりとりの最中はとても充実感を覚えます。
でも、時が過ぎてから、遡って振り返ることってありますか?
その時一瞬だけの盛り上がりな気がするのは管理人だけでしょうか?
その点、年賀状は後から見返した時の懐かしさと楽しさ。
その人それぞれの文字や文脈、絵や写真が添えてあったりと見返した時に時間を忘れてしばらく見入ってしまいます。
SNSには無く、年賀状に出来ること。
それはSNS上ですと、新年の挨拶が出来る相手はある程度の繋がり(フォロー、フォロワー相互関係にある)の相手か、全く無関係の不特定多数の人かのどちらかのみに限られてしまいます。
その点、年賀状でしたら何年も会ってない相手に白々しくも挨拶出来るのが素晴らしい。
何年もお会い出来ていなくとも、年賀状に近況報告があったりするとやっぱり嬉しいものです…。
皆さんも「そういえば、何年も連絡取ってないなあ…」なんて相手に白々しく年賀状を送れるのが、年賀状の良さである気がします・・・
おわりに
年賀状・・・出すのめんどくさ。でも、もらうとうれしい年賀状。
年末のひと仕事ではありますが、本当に年賀状を送りたい相手であればきっと楽しいはず。
そうでない相手への年賀状は仕事をやり遂げる気持ちで取り組みましょう。
この記事がお役に立てれば幸いです。