年賀状の文例 ビジネスで役立つ文面構成アイデア 書き損じの交換仕方

毎年なんとなく友人などへ宛てて書いていた年賀状も、環境が変わり、改まった相手、目上の相手へ書くとなるとどう書いていいものやら困ってしまいますね。

ここでは、年賀状のマナー、ビジネス上で使える新年の挨拶、文例、文章構成の仕方をまとめました。

また、書いている最中の印刷ミスや書き損じ、余ってしまった年賀はがきは郵便局で交換可能なのですが、そこについても詳しく解説していきます。

ここでは、
・新年から印象アップ 年賀状の文面構成 文例を紹介
・年賀状 印刷ミスや書き損じ、余ってしまった年賀はがきは郵便局で交換するには
について詳しくお話ししていきます。

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新年から印象アップ 年賀状の文面構成 文例を紹介

①まずは新年を祝う言葉(賀詞=がし)を書きます

【新年を祝う賀詞、祝詞の例】
・謹賀新年
・恭賀新年
・新春
・迎春
・賀正
・賀春
・頌春
・謹んで新年のお慶びを申し上げます
・謹んで新春の寿ぎを申し上げます
・明けましておめでとうございます
・A Happy New Year.

「賀正」「迎春」「新春」など、「謹んで」という文字が入らない賀詞はなるべく目上の人には使わないようにします

目上の人に対して出す年賀状やビジネス年賀状では相手を選ばないこちらの表現が無難です
・謹賀新年
・恭賀新年
・謹んで新年のお慶びを申し上げます
・謹んで新春の寿ぎを申し上げます
・明けましておめでとうございます

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*文中の不要な文例を挙げてみました*
[頭語と結語] たとえば「拝啓」で書き出し、「敬具」で結ぶといった体裁は不要。

[時候の挨拶] 手紙の冒頭に書く季節の挨拶は不要。
☆不要な時候の挨拶の例
・初春の候
・初日が銀雪に輝いています。 等

[慣用句] 「皆様におかれましては時下ますますご清栄のことと心よりお慶び申し上げます」といったもの

②昨年お世話になったお礼を書きます

・旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
・旧年中は大変お世話になり、厚く御礼申し上げます。
・昨年はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
・昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。

③ 近況を報告する文を入れる

●定形文だけでは味気ないものです。友人・知人にあてた年賀状には、できるだけ近況を書きましょう

【近況報告の文例】
・昨秋赴任した札幌は本当に食べ物がおいしくて、早くも5kgほど体重が増えてしまいました。今年の目標はダイエットです

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・昨年、5年ぶりに茶道を再開しました。目標はお茶会でお茶をたてることです

・今回は結婚して初めてのお正月です。二人の実家で数泊ずつ過ごし、関西風と関頭風のおせち料理の食べ比べをしております

年に一度、年賀状のやりとりだけという相手なら、定型文だけでは味気ないです

あなたの近況をぜひ先方にお伝えしましょう。読み手にとってもきっと嬉しいに違いないです

尚、ビジネス年賀状では近況報告の省略が可能です

④新しい年の先方の健康や発展、繁盛、繁栄の言葉を添える

【新しい年の先方の幸せを願う言葉の例】
・ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます

・皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます

・貴社のますますのご発展を祈念いたします

・新しい年が皆様にとって佳き年でありますようお祈り申し上げます

⑤新しい年のお付き合いや支援をお願いする言葉

【新しい年のおつき合いをお願いする言葉の例 】

・本年もお引き立ての程宜しくお願い申し上げます。

・本年も変わらぬ ご交誼のほどお願い申し上げます。

・今年も宜しくお願いします。

・今年もご支援ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

・本年もご指導の程宜しくお願い申し上げます。
・ことしも仲良くしてね。(こども用)

備考
◎できれば「本文」の最後に入れるようにしましょう

⑥日付

【日付の記載例】
・元旦
・◯◯年1月1日
・平成◯◯年元旦

*縦書きの場合は漢字を用いることが多く、横書きの場合は西暦と数字を用いることが多くなります

*投函日はもちろん元旦より前であるが、年賀状の場合の日付は元旦にすることが慣習となっている。

*先方に届くのが元旦に間に合わなくても、元旦の日付を書いてよい

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年賀状 印刷ミスや書き損じ、余ってしまった年賀はがきは郵便局で交換するには

交換できる期間、期限など

交換できる期間に決まりはなく、何年も前の年賀はがきでも交換できます。

ただし、書き損じた年賀はがきを同じ年の年賀はがきに交換できるのは、年賀はがきが販売されている期間のみとなりますので注意が必要です。

年賀はがきの販売期間を過ぎてしまった書き損じはがきなどは、通常はがきへの交換になります。

【年賀状葉書2019発売期間】
2018年11月1日(木)~2019年1月4日(金)

交換時の手数料について

書き損じなどのはがきを交換したいときは手数料がかかります。

郵便切手・通常はがきは1枚につき5円かかります。

年賀はがきの余り、書き損じははがき以外のものへと交換が可能

【年賀状の書き損じはがきから交換できるもの】
・年賀はがき(販売期間内)
・切手
・普通はがき
・レターパック
・郵便書簡(ミニレター)

※郵便書簡とは62円で送付できる封筒型の手紙です
 封筒の内側が便箋になっており、メッセージを書くことができるもののことです。

おわりに

新生活や新社会人など目上の方への年賀状はなんとなく緊張しますよね。

ビジネスでも生かせるように記事をまとめてみました。

この記事がお役に立てたら幸いです。

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