やっと子供の進学先が決まり、一安心したのも束の間。
進学先の初年度納入金の入金締切日が学資保険満期日より前の日にちであることが発覚し大慌て。
満期日までもう少しだし、学資保険でなんとかならないのかな。学資保険の満額とはいかなくても、満期日前だけど半額くらい引き出すことはできないのだろうか…。
色々調べた挙句、学資保険の貸付制度というものがある事を知り申し込むことにしました。
ここではその一連の流れを解説していきます。
・学資保険( かんぽ生命、ゆうちょ) 貸付制度手続きに必要な書類とは
・貸付は審査あり?最高いくらまで借りられる?
・手続きに掛かった時間と利息や返済はどうなる?
について詳しく解説していきます。
かんぽ生命学資保険 貸付制度手続きに必要な書類とは
注)学資保険の貸付手続きが出来ない郵便局もあります。簡易的な郵便局では手続き出来ないので、心配な様でしたら事前の問い合わせで確認してから出向きましょう。
学資保険の契約者本人が手続きに行く場合
「契約者」とは学資保険を掛けている子供さんの事ではなく、子供さんの保護者にあたる人物のことです。
保険証券を見ると上の方に書いてあります。
【手続きに必要な書類】
・学資保険の保険証券
・印鑑
・契約者本人名義の通帳
(ゆうちょ銀行以外の他の金融機関の通帳でも可)
・運転免許証などの契約者本人の確認証明が取れるもの
*顔写真付きのもの(運転免許証、マイナンバー、パスポートなど)なら1つ提出。
顔写真無しのもの(健康保険証、マイナンバー通知書)の場合は2つの提出が必要です。
契約者本人以外が手続きに行く場合
上記の申請書類の他に郵便局にある「委任状」の書類へ契約者直筆での記入が必要になります。
一度郵便局に出向いて「委任状」の書類を受け取り、記入するか、自宅にパソコンをお持ちでしたら、「委任状フォーマット」をダウンロード&コピーしていただいて、そちらに記入するかのどちらかが必要です。
1、郵便局で「委任状」の書類をもらう。もしくは委任状フォーマットをダウンロードする。
2、契約者本人直筆で委任状への記入
3、委任状の他に、委任代理人の本人確認証明出来るものと委任者の印鑑登録証明書が必要。
これらのものと、契約者が直接手続きする場合に必要な書類を持参します。
【契約者本人以外が手続きするのに必要な書類】
・学資保険の保険証券
・印鑑
・契約者本人名義の通帳
(ゆうちょ銀行以外の他の金融機関の通帳でも可)
・運転免許証などの契約者の本人確認証明が取れるもの
*顔写真付きのもの(運転免許証、マイナンバー、パスポートなど)なら1つ提出。
顔写真無しのもの(健康保険証、マイナンバー通知書)の場合は2つの提出が必要です。
・委任状(契約者本人直筆記入したもの)
・委任代理人の本人確認証明出来るもの。
*顔写真付きのもの(運転免許証、マイナンバー、パスポートなど)なら1つ提出。
顔写真無しのもの(健康保険証、マイナンバー通知書)の場合は2つの提出が必要です。
・委任者の印鑑登録証明書
が必要になります。
詳しくはかんぽ生命公式サイトへ
かんぽ生命学資保険 貸付は審査あり?いくらまで借りられる?
貸付制度の審査について
管理人の頭の中では、
「貸付制度=ローン」
という構図が出来上がっており、かんぽ生命学資保険の貸付制度を利用するに当たり、審査があると思っていました。
審査に通らないと貸付制度を利用することは出来ないと思っていました。
実際インターネットで学資保険の貸付制度について調べますと「審査あり」の文字が多く見られましたし…。
郵便局員さんに「審査に通って借りたい金額が振り込まれるのに、どのくらいの日にちがかかりますか?」と聞きましたら、なんとかんぽ生命の学資保険は即日貸付出来るとのこと。
審査などは特にないと郵便局員さんが言ってました。(毎月キチンと学資保険の金額が振り込まれてるかどうか?契約してから何年経過しているかなどが信用に繋がるとのことです)
貸付制度ではいくらまで借りられるのか
いくらまで借り入れ出来るかは、契約してからの経過年数や満期の金額がいくらなのかによって違います。
契約してからの年数経過が少ない場合でも、解約返戻金の80%くらいの借り入れが可能らしいです。
いくらまで借り入れ出来るのかは、郵便局に行って聞きますとその場で局員さんが提示してくれます。
借り入れ金額がいくらまで可能なのかと利息の金利の提示(1年以内の返済で2.25%)がありました。
手続きに掛かった時間と利息や返済について
借り入れた金額の返済は基本的には1年以内の返済が必要です。返済期間が延びるようですと、利率は上昇します。(年2.300625%)手続きも別途必要となります。
管理人のように、学資保険の満期日が近いけど、貸付制度を利用した場合は、満期日に借り入れた金額+利息分の合計を差し引くシステムになっています…と担当してくださった郵便局員さんから説明がありました。
手続きに掛かった時間は30分程度です。
借り入れの申請が済めば、その場で持参した契約者名義の口座に借り入れた金額が振り込まれて手続きは完了です。
おわりに
「借り入れ」と聞くと何かと手続きが面倒なイメージでしたが、かんぽ生命の学資保険の貸付制度はとてもスムーズでびっくりしました。
管理人のように、学資保険の満期日より前に次の進学先への入金が必要になり、貸付制度を利用する人は結構いると郵便局員さんがおっしゃってました。
皆さんがスムーズに手続き出来るよう、この記事がお役に立てれば幸いです。