お子さんがある程度大きくなったりすると、お子さんと一緒にちゃんと家で節分の行事をしたいなあって思いますよね
幼稚園や保育園で節分行事をやってると、余計にちゃんとやりたいなあって思いますよね
改めて節分の由来や正しい豆まき、恵方巻きの作り方とそのアイディアをまとめました
節分の由来とは
節分とは、春夏秋冬を区切る節目の日のことで、二十四節気の「立春」「立夏」「立秋」「立冬」、それぞれの前日を指してましたが、今では立春の前日のみに使われるようになりました
節分というと、2月3日のイメージが強いと思いますが、立春の前日を指すので2月2日の年もあれば、2月4日の年もあります
ちなみに、2018年は2月3日の土曜日です!
正しい豆まきの仕方
昔は、“季節の変わり目に邪気が生じる”と考えられ、特に「年が改まる日」とされた立春前日の節分は重要とされ、豆まきは“一年の穢れを祓い、無病息災を願う風習”でもあったそうです
1:豆まきには必ず「炒り豆」を使う
炒る=鬼を射るに通じるからだそうです。また、邪気払いに使った生豆から発芽して邪気が根付かないようにするため
2:「鬼は外、福は内」を2回ずつ繰り返す
外に通じる窓やドアは開けておきましょう
3:豆をまき終えたら、すぐ窓やドアを閉める
福を逃さないために大事です
4:年の数だけ豆を食べる
豆まきを終えたら今の年齢+1歳分の数の豆を食べましょう。厄年の方はさらにもう1個多めに食べるのだそうです
5:食べ切れな場合はお茶にして飲む
豆にお湯を注いで出汁をとり「福茶」として飲むことでも同じように縁起を担ぐことができるそうです
…節分は豆まきをキチンとするってことが大切なんですね
恵方巻きとは
恵方巻きは、
歳徳神(としとくじん)がいるとされる方角(恵方)を向いて食べることで、商売繁盛や無病息災をもたらすとされています
恵方巻きが太巻きで具材が7種類の理由は、福が来てくれるようにという意味から太巻きで縁起のいい七福神に由来して一般的に具材が7種類だといわれています
最近では恵方ロールなどのロールケーキの恵方巻きなどスイーツ系もあり、何を食べたらいいのやら?と思ってしまいますが、元々は恵方巻きと呼ばれるものはなく、「太巻き」や「丸かぶり寿司」などと呼ばれていたとのこと
それを商品化するにあたり、「恵方巻き」という商品名で売り出したのが始まりだそうです
恵方巻きの食べ方
①:恵方を向いて食べる
(今年2018年、平成30年は南南東やや右の方角です)
恵方の方角に歳徳神(としとくじん)がいるためですが、万事を吉とし、陰陽道ではその年の福徳を司る神様のことです
この神様のいる方を「明の方(あきのかた)」ともいいますよ
②:食べている間は話さずに
理由は、食べている間に話すと口と太巻きの間から運が逃げてしまうといわれるためです
③:太巻きは切らずに1本そのままを食べる
恵方巻きは、「七福神」に見立てた7つの具材(福)を巻き込むとされていますので「福を切らない」ように包丁を入れずに丸ごと食べるのが良いとされています
また、巻きずしは【鬼の金棒】に見立てられることもあり、鬼を退治(一飲み)するという意味合いもあります。これらの理由から、太巻きは一人一本を食べるのが良いとされています。
もし、太巻きを1本丸ごと食べることが大変という場合は、
食べ始めてから願い事の最中は恵方を向いて、話さずに恵方巻きを食べるようにしましょう
願い事が終われば口から離しても良いとされ、またお子様や高齢者などには、最初に食べれる分だけ切ってから食べても良いとされています
管理人の家では、子供用に始めから1本丸ごと食べられる量の小さめの恵方巻きを作ったりして、工夫しています
手作り恵方巻きのアイディア
具が七種類となるとその具を考えて用意するのも大変です
市販の恵方巻きも今は色々ありますが、管理人の家では家族それぞれ「この具は食べられるけど、あの具がちょっと…」などと色々言いますもので、毎年手作りしています
[七種類の具材のアイディア]
①サーモン
②ツナ
③きゅうり
④玉子
⑤カニカマ
⑥マグロ
⑦レタス
⑧ロースカツ
⑧アボカド
⑨ブロッコリー
⑩たくわんなどの漬物類
⑪デンブ
⑫かんぴょう
⑬練り梅
⑭青じそ
⑮コンビーフ
などなど、まだまだありそうですが、基本的には恵方巻きを食べにくくさせるような具材(イクラなど、こぼれ落ちそうなもの)などは入れないようにしています
彩りと味のバランスを考えて、ですね
おわりに
節分の過ごし方って意外と適当だった!と詳しく知る前の管理人はそうでした
みなさんもキチンと節分を迎えて、よい一年になりますように
管理人は今年は恵方ロールも食べようかなあ?
ダブルでいい事ありますかねえ…今年も節分を楽しみたいと思います!