熱中症予防完全版 スポーツドリンクと経口補水液良いのはどっち?違いとは 

みなさん熱中症になったことありますか?

管理人はあります。熱中症の症状でいうと中度の段階で、ものすごい頭痛と嘔吐。(10分間吐くのを我慢出来ないほど吐きまくりました…)二度と体験したくないと思えるほど辛かったです。

これからますます暑い日が続きます。

夏はレジャーも仕事も汗かくことばかり。
寝ている間にもなりかねないので油断は禁物ですよね。

もう二度と熱中症になりたくない、熱中症でせっかくのレジャーを台無しにするのは嫌!という気持ちでまとめてみました。

ここでは、
・熱中症を予防するための飲み物で良いのはどっち?
スポーツドリンクと経口補水液の違いを詳しく解説。

・熱中症の予防のために、原因を知っておこう

・熱中症を予防するための食事、生活習慣とは

・管理人が熱中症を経験して痛感したこと

を紹介していきます。

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熱中症を予防するための飲み物で良いのはどっち?スポーツドリンクと経口補水液の違いとは

水分、塩分の他に糖分の入った飲み物が熱中症予防に効果的。「スポーツドリンク」か「経口補水液」か

よく、熱中症予防のために水分と塩分があれば良いという記述されているのを見かけます。

夏場のように気温が高い場合は身体も疲れやすいので疲労回復を助ける、身体への浸透を良くするために糖分の補給も忘れずにすると良いです。

スポーツドリンクの代表として・・・

【アクエリアスの成分とは】

【100mlあたりの栄養成分】
エネルギー:19kcal  炭水化物:4.7g  ナトリウム:34mg  カリウム:8mg  カルシウム:0.8mg  マグネシウム:1.2mg

【原材料】
高果糖液糖、トレハロース、はちみつ、ローヤルゼリー 海藻エキス、クエン酸、アルギニン、甘味料(スクラロース) イソロイシン、バリン、ロイシンなど

【ポカリスエットの成分とは】

【100mlあたりの栄養成分】
エネルギー:27kcal  炭水化物:6.7g  ナトリウム:49mg  カリウム:20mg  カルシウム:2mg  マグネシウム:0.6mg

【原材料】
砂糖、ブドウ糖果糖液糖、果汁、食塩、酸味料、調味料(アミノ酸)など

【経口補水液の成分とは】

【100mlあたりの栄養成分】

糖分2.5g 塩分1.15g

上記の3つの中で熱中症予防のためにどのドリンクがベストかというと

その時のシーンで使い分けるのがおすすめです。

アクエリアスは軽めの運動の時、ポカリスエットはやや体に負担が掛かる運動の時、経口補水液は炎天下で滝のような汗をかいたときに、緊急避難的に飲むものです。

アクエリアスはポカリスエットにくらべ糖質が少なく、クエン酸、アルギニンなど含まれているので疲労回復に役立てたいとき。

ポカリスエットは糖質が多く、成分が人体の体液に近いとされ、体への浸透も優れていると医学的に証明されているので、汗を沢山かくシーン、すばやく水分を届けたいときに

経口補水液はスポーツドリンクより塩分が多いので、大量の汗をかいた時、あきらかに脱水が始まっているとき。

病院までの応急処置として、点滴と同程度の効果があります。

ただ、スポーツドリンクより塩分が多く、高血圧の人は飲み過ぎに注意が必要です。

経口補水液を1Lも飲んだら、塩分のとり過ぎで血圧が上がってしまいます。

熱中症予防に良いからといって、スポーツドリンクや経口補水液など一日中そればかり飲んでいると、糖分、塩分の過剰摂取となってしまいます。

運動をしていなく、太陽の下で活動していない場合の水分補給は、水やお茶で十分。塩分はバランスの良い食事で補うように心がけましょう。

スポーツドリンクか経口補水液かはレジャー内容が屋外か屋内か。運動量はどうか?などを目安に決めたら良いと思います。

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熱中症の予防のために、原因を知っておこう

主な原因は3つ。

[熱中症の原因とは]
1、暑さによって体温調節機能が乱れたり、体内の水分量・塩分量のバランスが崩れること

2、高温度(外気温、室温問わず)、高湿度、無風状態

3、寝不足、疲労、低栄養な食事

が挙げられます。

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熱中症を予防するための食事、生活習慣とは

熱中症を予防するのに効果的な水分補給のタイミングと食べ物とは

身体への水分補給をしっかり行うことが熱中症予防の第一歩です。

熱中症予防に役立つドリンクを持っていても、補給のタイミングを逃していたのでは意味がありません。

*ポイント1*水分補給するのに理想的時間とは

水分補給のタイミングは10分から15分に一度です。

ちょっとずつ飲むのが理想的と言われますが、気温の高い中だったり、飲みたいと感じたときはごくごく飲んで大丈夫です。

「喉が渇いた」と感じてからの水分補給では遅く、かなりの水分が失われています。

特に小さい子供の場合は、汗をかきやすく、レジャーの最中で夢中になっているときは身体の異変に気づかずに過ごしてしまいますので注意が必要です。

*ポイント2*食事内容も熱中症予防に関係している

朝食抜きなどは寝起きの水分不足と低栄養を招き、熱中症になるリスクを上げてしまいます。

食欲のない朝も糖分(炭水化物)パンか麺かご飯と塩分、お味噌汁などのスープ類などの食事をしましょう。

熱中症予防のための生活習慣とは

熱中症を予防するために日頃の生活習慣も大きく関係してきます。

1、疲れを溜めない。
精神的疲労も含まれます。

2、寝不足にならないようにする。疲れたら昼寝をしたりしましょう。

熱帯夜などで寝苦しい、暑くて目が覚めてしまうなどということが続くと寝不足になります。

3、体調があまり良くないときなどは無理して外出しない

病み上がりなどは気をつけて。

4、直射日光を頭に浴びない
(帽子着用、首の後ろから直射日光を浴びるのを避けるためのスカーフなど)

日なたでは直射日光を避けるために帽子を被った方がいいのですが、頭部の熱がこもりやすいので注意が必要です。

日陰や風通しの良いところでは帽子を外して、頭部の熱を逃がしましょう。

また、プール、海などで水に浮いている時など、頭だけが暑くなりがちです。

時々は水をかぶって熱中症を予防しましょう。

タオルを水で濡らして、顔を拭いたり、頭や身体を拭くのも気化熱の利用で体温を下げるのに効果があります。

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管理人が熱中症を経験して痛感したこと

よく経口補水液は脱水が始まったら飲むので良いと言われますが、確かに経口補水液の成分を考えるとその通りです。

管理人も熱中症を経験して痛感したことは「自分の体が脱水になり始めてるなんてわからない。」ということでした。

自分が脱水になり始めてると簡単に認識できるようだったら、毎年、夏が来るたびに熱中症で倒れたり、亡くなる人もいないと思います。

それくらい、熱中症のなり始めは大人ですら分かりにくく、小さいお子さんなど意思伝達が難しい年齢だと脱水になり始めているかの判断は難しいです。

熱中症は本当につらく、もう二度と経験したいと思わないですし、また熱中症になってしまったら…。と思うと恐怖すら感じます。

管理人は熱中症予防のために仕事と外でのレジャーの時は必ずスポーツドリンク持参です。

熱中症は初期症状に気付きにくい。体調が明らかにおかしいと感じてからでは遅い、予防することが大切だと思っています。

みなさんがレジャーへのお出かけ途中で、飲み物忘れた!となった時でも、コンビニでしたら大抵はスポーツドリンクや経口補水液が置いてあります。

自動販売機で購入するときは経口補水液が売ってない場合がほとんどだと思いますので、そのときは迷わずスポーツドリンクを買いましょう。

おわりに

管理人が熱中症になったのは仕事中で、室内でした。

忙しく動き回り、水分補給がままならない。
汗ばむくらいの室温でした。(エアコン28度設定、室温30度、湿度70%以上でした)

その時は睡眠不足と疲労が蓄積されていたので、室内でも熱中症になってしまったと思っています。

熱中症の体験をもう2度としたくないという気持ちでこの記事をまとめました。

この記事が皆さんのお役に立てたら幸いです。

環境省公式HPはこちらから

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