花火大会や夏祭りで浴衣を着たい。
浴衣を着てイベントに参加して、浴衣っていいよね、可愛い!なんて思われたり、大好きな人とのデートともなれば浴衣着たいな…と、どうしても張り切ってしまいます。
でも浴衣って、普段着ないし、浴衣の用意や着付けはどこでするんだろう。
着崩れも心配だし「着慣れない浴衣とか無理するから」とか思われたくないし。
ここでは、浴衣の準備方法、着付けはどうするのか、着崩れたときの直し方、トイレ方法、下駄で長時間お出かけしても足が痛くなりにくい裏技集など。
これさえ押さえておけば浴衣でのお出かけは怖くない!
浴衣初心者さんの悩みを解決していきます。
浴衣の準備はどうする?購入かレンタルか 着付けは自分?プロにお願いするのは恥?
浴衣の準備はどうする?購入かレンタルかお得なのはどっち?
今回初めて浴衣に挑戦でしたら、おすすめはレンタルです。
呉服屋さんで、浴衣のセット一式購入となりますと値段はピンきりですが、だいたい2万円前後することが多いようです。
レンタル浴衣の場合はだいたい一日で5000円くらいが相場のようです。
レンタルセットの中には、巾着や髪飾りなどオプションで付けられるところや、浴衣の着付けDVDがセットになってついてくるショップもあります。
レンタルするお店ですが、インターネットのショップ、街の着付け教室、イベント会場そばの呉服屋さんなどいろいろです。
浴衣の着付けってどうするの?みんな自分でやっているの?
【浴衣の着付け方法】
①自分で練習する
ユーチューブの検索窓に「浴衣」と入力すると、【浴衣 着付け】【浴衣 帯結び方】など出てきます。
もしくは今の時期、雑誌の浴衣特集などに載っていたりします。
自分に合った方法で、これを機に着付けられるようになると、なんだか女性として品位が上がった気持ちになります。
当日までに何度も練習しておきましょう。
②レンタルしたお店で着付けてもらう
浴衣をお店でレンタルするならば、着付け込みでの値段が提示されていることも多いです。
レンタル料金の相場は一日5000円前後です。
浴衣に似合う髪型のセット、写真撮影などオプションで付けることも可能です。
レンタルしたお店で下駄の鼻緒の調節をしてもらうと痛くなるのをなるべく防げます。
③、美容室で着付けしてもらう
浴衣を購入したり、ネットなどでレンタルして、お手元に浴衣がある場合は、美容室で着付けだけしてもらう、という手もあります。
着付けだけのお値段の相場は3000円前後。
浴衣を着付けしてもらうのは、恥ずかしいことなのか?と思われる方もいるかも知れませんが、美容室からすると普通のことなので、気後れする必要はゼロです。
美容室なので、髪型のセットアップもオプションで付けられますし、可愛い髪型にしてもらうのも良いですよね。
さあ、これで浴衣を着付ける準備は整いました。
②③のプロに着付けてもらうと、着崩れしにくくて良いですよ。
浴衣でのお出かけ先で困ることあるある。着崩れ、トイレ、暑さ対策はどうするか
歩いているうちに、トイレに行きたいって思ったとき、浴衣はどうすれば?と困らないように…
一緒にお出かけした相手に
「浴衣なんて着て来るから…」と思われたりしないように
浴衣をどのようにして直すかとういうことを事前に知っておいた方がいいですよね。
①着崩れてしまったら
どんなに上手な人に浴衣を着付けてもらっても、色々な動作を繰り返すことによって、だんだんと着崩れしてしまうのが普通です。
着崩れを直すのに基本はおはしょり(帯の下の5、6センチ余っている生地の部分)を引っ張ることで解決しますので、イベント当日までに覚えておくと便利です!
[脇下の生地(身八つ口)がたるんできてる場合]
たるんでいる脇の延長部分のおはしょりを下に引っ張り、余った布を帯の中に織り込みます。
これでOK
[襟元が開いて着てしまった場合]
おはしょりの襟元から帯下までたどっていって、おはしょりの表生地を下へ引っ張ると直ります。
これだけでピシッとした襟元に元通りです。
[裾が降りて長くなってしまった場合]
おはしょりをめくって、長い裾の布を上に引き上げるだけでOK
[帯が緩んできてしまった場合]
当日はハンドタオルを持参して、帯のゆるみを感じたらハンドタオルを三つ折りして、帯の後ろに差し込めばOK
ここに浴衣の着崩れの部位別の直し方の動画があります。
目を通して覚えておくといいですね。
結構簡単なことばかりなので、覚えてからおでかけすると女っぷりも上がります。
浴衣を着ている時のトイレ方法
【トイレの選び方】
和式と洋式がある場合、洋式のほうを選びましょう。腰かけるので楽ですし、思わず裾を汚してしまった!なんてこともなくなります。
【トイレ個室に入ったら】
裾を持ち上げて帯に挟むのが基本です。
1.まず浴衣を持ち上げ、帯の上部に左右の裾の先端、両端のこと)を挟みます。洗濯バサミを持参して留めてもいいでしょう。
2.次に裾よけ(下着)を持ち上げて同様に留めておきます。
※それが面倒なら、裾よけの裾を持って浴衣ごと一気に持ち上げ、帯に挟む方法でもOK。
【洗面所にて】
着崩れていないか鏡でチェックしておきましょう。
浴衣を着てるときの暑さ対策どうしてる?
浴衣をというと、着慣れない、動きにくいといった問題の他にもう一つ問題が…。
「暑さ」との戦いです。
浴衣専用の下着、そして浴衣を着ると重ね着になることもあり、やっぱり暑いです。
少しでも暑さから逃れられる方法をここに挙げておきますね。
【冷感スプレー】
効果はあまり長く続きませんが、スプレーを当てた瞬間はとても涼しいです。
暑くなったら首回りなどにスプレーすると発汗を抑えられ、涼しくなりますよ。
【熱冷まシート】
首筋の下あたりや背中に貼って冷やすと効果的です。
効果も長続きしますので良いです。
ひとつの熱冷まシートだと冷えすぎてしまう場合は2つにハサミでカットして使う方法もあります。
【浴衣専用の下着(肌襦袢:はだじゅばん)の素材を麻にする】
肌襦袢の素材を綿とポリエステルの混合ではなく、麻の肌襦袢にすることをおすすめします。
麻は通気性が良く、汗をかいてもすぐ乾くという特性ももっています。
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歩いていて下駄で足が痛くならないためにやっておきたいこと【下駄長時間お出かけしても足が痛くなりにくい裏技集】
下駄で足が痛くなるのは下駄の正しい履き方が出来ていないから
下駄はひっかけるように浅く履くのが正しい履き方なんです。
体重を前にかけるようにして歩きます。
足の鼻緒があたる部分が痛くなるのは、ビーチサンダルの様に「指の間の根元」までしっかりと履き、ペタペタと歩くからなのです。鼻緒の手前で、ややつっかけるように履きましょう。かかとが下駄から2,3センチはみ出るくらいがきれいな下駄の履きかたです。
一般的な下駄は、つま先部分とかかと部分が平らに作られているので、意識して前に重心をかけるように歩くだけで、かなり痛みが楽になります。反対に、後ろ重心で歩くと、かかとが痛くなってしまいます。
カラコロと音が鳴るように足を少し上げ、歩幅を狭く、小股で歩くのが粋な歩き方でしたらいいと思います。
そうならないために、踵の部分(ヒール?)が高くなってる下駄が良いでしょう。もし下駄を選べるなら踵の高さに注意です。
【下駄を履く前にやっておいてほしいお手入れ方法】
これをやっておくだけで痛むのが全然違います。
・履く前にしっかりと手で鼻緒を揉んで柔らかくしておく
固い鼻緒は痛くなりやすいので、この一手間をすると疲れがだいぶ違います。
・生地が荒い場合は蝋燭のロウを鼻緒に塗っておく
荒い布の場合、表面をロウで滑らかにすると効果的!
指の股は以外に肌の柔らかくデリケートです。荒い布で擦れたらやっぱり痛いです。
・足の指の間に石鹸を塗る
すべりを良くすれば、歩くたびに鼻緒が当たる場所が変わり、痛みを防ぐことが出来ます。
石鹸、ベビーパウダーでも代用することができます。
・指の股に絆創膏を貼って、最初からカバーしておく
貼りにくいのが難点ですが、効果は抜群です。
そしてもう一つ…。
*股割りをしておくとが歩きやすさが全然違います。
【股割】とは
着付けが完了した時点で足を左右に開き裾さばきを良くするものです。
詳しくはこちらから
おわりに
イベントに浴衣で出かけてみたいけど、知らないことが多すぎて、なんだか怖いしどうしよう?
そこを解決できれば、と思ってまとめてみました。
素敵な一日のお役に立てたら幸いです。